神月凛先生の作品『黒燿のシークは愛を囁く』のネタバレと1巻丸ごと無料で読む方法を紹介しています。
以下ネタバレが含まれますので
先に無料の試し読みをオススメします。
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『黒燿のシークは愛を囁く』のあらすじ
今夜彼女は妻となり女になる、はずだった。
ルチア・フェン・リグニスはリグニス王国からワルドザハラ王国に嫁いできたばかりの姫だ。
彼女は幼少の頃から武術好きの父親に武術を仕込まれていた。
「女とて己の身は己で守るのだ‼」
そう言われて育った彼女は危機を感じると条件反射で体が動いてしまう。
そして訓練の様子を見られた彼女は国中に噂されることとなった、鉄拳姫と。
そんな彼女だったから当然男性は彼女を避けるようになり彼女は出会いのないまま時を過ごしていた。
そのような生活を続けていた時だった、1人の男と運命的な出会いをしたのは。
彼の名前はシーク・アファルサード、砂漠の国ワルドザハラの国王だ。
そうしてシークの花嫁となったルチアだったがつい反射的にシークを殴ってしまったのだった。
どうしようかと落ち込んでいたルチアだったが、意外なことに翌日シークが彼女を迎えに来た。
ワルドザハラを自ら案内するから支度をしろと言ってきたのだ。
ルチアは喜び急いで支度を終えシークの元へと駆けていった。
運命の恋に憧れる王女のドキドキの新婚生活が幕を開ける。
『黒燿のシークは愛を囁く』のネタバレと感想
さらっと読めて、そしてまた読みたいと思う不思議な魅力を持つ作品です。
物語は鉄拳姫というあだ名が付けられ、そのため男性から避けられるルチアという王女が主人公です。
そんな彼女と結婚したのは砂漠の国の王様シークです。
遺言で結婚したシークはルチアを女性として扱わず所有物だと言い切ります。
そのくせ体は求める辺り照れ隠しなのかただのクズなのか最初は分かりません。
しかしルチアはそんなシークに本気で恋をしています。
本気で恋をしているくせに新婚初夜でシークの顔面を殴り飛ばすというとんでもない行為に出ます。
これは反射行動みたいなもので幼少時よりの刷り込みの結果こうなってしまったのです。
好きだけど求められると殴ってしまう姫と好きではないけど手を出そうとする王様、こんな2人がそう簡単に上手くいくようになるわけありません。
しばらくつかず離れずの状態が続くのですがその間にもいろいろな問題が起きます。
お互いの恋敵が現れたり、普通に事件に巻き込まれたり様々です。
しかしそんな関係にもようやく終止符が打たれ、目出度く2人は誰もが認める夫婦になりました。
そこからは幸せいっぱいの生活を送る2人、最新9巻ではそんな2人を大事件が襲います。
8巻から続く事件の行方もですが、新たに蠢く黒い影も気になります。
一難去ってまた一難という感じですが、9巻は2人以外の人物も大活躍なので是非見てほしいです。
特にカーディルとシークのやり取りが良かったです。
10巻は平穏に過ごしてほしいですが、多分無理だろうなと言う終わり方でした。
10巻は来年始めくらいの発売になると思いますので楽しみに待ちたいと思います。
細かい内容はぜひご自身の目で
確かめてみてください！
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まとめ
さらっと読めるのですが、読み始めると止め時を失って結局最後まで読んでしまいます。
幸せそうな2人に巻き起こる様々な問題や事件を鮮やかに解決していくのは見ていて気持ちがいいです。
読んだ後は必ず笑顔になれる作品ですので是非一度読んでみてくださいね!
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