丘上あい先生の作品『ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』のネタバレと感想を紹介しています。
以下ネタバレが含まれますので
先に無料の試し読みをオススメします。
『ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』で検索
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
もしくはこちら
1巻
“荻野 爽 (おぎの さやか)” 35歳は女性ファッション誌の編集部で働いていて、子どもはいないけれど完璧で優しい夫と結婚して10年幸せな生活を送っていた。
仕事で疲れて寝ていても、夫は夕食を作ってくれて「子供いないと、こうやって夫婦でラブラブな週末が過ごせるからいいなー」と笑う。
爽は「だね」と返事をするが、それは嘘だった。
何不自由ない生活だが、どこか満たされず『不自由』だと感じてしまう・・・
そんな爽が唯一ホッと息抜きできる居場所は、近所のバー『チートン』で年下の友人“瑠衣 (るい)”とのおしゃべりできる時間だった。
瑠衣は働かないニート男と交際していると言い、お互いにパートナーの愚痴をぶっちゃけれる関係。
いつものようにガールズトークを始め、爽は10年にもなるのに子供ができないこと、子供がそろそろほしいのに夫はさりげなく話をそらすと悩みを瑠衣に打ち明ける。
「言いたいこと我慢しているなんて、爽さんらしくないですよ!」
そう、瑠衣に背中を押され爽は「ちゃんと言うわ、わたし!」と、自宅に帰って夫に自分の想いを伝えることにした。
「子供がほしいんです、私は・・・」爽は夫に単刀直入に伝えた。
しかし、夫の“一真 (かずま)”は「ごめん。 俺、子供は欲しくないんだよ」と言い、爽は愕然としてしまう。
ショックを受けた爽は、瑠衣にメッセージで「玉砕。子供いらないって言われた」と送り、いつものバー『チートン』の前で待っていた。
「あの人、私とずっと恋人でいたいから、子供いらないんだって」
母親よりも『女』でいてほしいという一真。
「自分も仕事はしているし、仕方ないのかな・・・」と、爽は泣いて瑠衣にすがる。
瑠衣に優しく慰められ、心の傷から立ち直ろうとしている爽であったが・・・
そんな爽が知らない『事実』と『嘘』があった。
瑠衣のもとにいる『ニート君』は、爽の夫の一真であるということを・・・
2巻
一真は、爽との言い合いを思い出していた―――
女の人は子どもを産んだら『お母さん』になってしまう・・・だから、爽との間には子どもはほしくない。
妻の望みには気づいていても、恋人みたいな関係でいたいからはっきりとそう伝えただけなのに、爽は出ていってしまった・・・
一真は爽との喧嘩のあと、瑠衣のところで過ごしていた―――
瑠衣は、結婚願望もないし子どもも嫌いな女で、一真に何も要求しない都合のいい女だった。
しかし、瑠衣は裏で『企み』をしていた。
いつものバー『チートン』で癒される爽―――
爽は自宅に戻ったものの昼過ぎになっても一真は帰って来ず、結局い チートンに来ていた。
チートンのマスター“龍”に「旦那と喧嘩でもした?」と図星をつかれ、しかたなく説明する。
龍も自分の離婚の経緯を話し、奥さんに行動を監視された挙句に、浮気されて出て行かれたと聞いてゾッとする爽。
いつものように瑠衣に旦那とのことを愚痴って笑いながら別れる爽に瑠衣は「シッカリしてくださいよ、『奥さん』」と黒い笑みを浮かべた。
一真から「一緒に外食しよう」と連絡が来て気まずい雰囲気が一気に消える爽。
食事をしながら、一真は爽のいきつけのバー『チートン』に今度連れて行ってほしいとねだるが、爽の最後の聖域だからと断られてしまう。
その夜―――
爽は一真に対する『疑惑』を持ってしまう、あるものを見つけてしまった。
自分のバッグの中に見たこともない『GPS機器』が仕込まれていた・・・
チートンのマスター龍の離婚話が頭に浮かび、一真が浮気をするために爽の行動を監視しているのではないかと疑いを持つ。
3巻
爽の母親の記憶はあまりいいものではなかった―――
ろくに愛情をもらった思い出もなく、結婚するときには「結婚する前は両目を開いて相手を見て、結婚したら片目を閉じなさい。」という奇妙なアドバイスをくれただけだった。
つまりは、都合の悪いことは見て見ぬふりをしなさい、という意味であった。
GPSを見ながら、一真が本当にこれを仕掛けたのだろうかと思い悩む爽。
そして『チートン』という店の名前を知らないはずの一真が、口にしたことも気になっていた・・・
一真から「今日は接待で遅くなる」という連絡が来ても、今までのように信じることはできない・・・
何もかも勘ぐってしまい、怪しく感じてしまう。
そんな爽は学生時代からの友人の“若菜”の家を訪ねる。
シングルマザーで小学2年の娘がいる若菜に、旦那との今の状態を相談するためだった。
GPSについても「浮気をしているから、居場所を把握するために仕込んでいるとしか思えない。」と、一真がクロだと断定する若菜。
「真顔で簡単に嘘つきそうな人だなと思った」と爽に相談されたことで、若菜は自分の本心を打ち明けた。
一真は優しくて完璧な夫に見えて、どこか信用ならない人間に見えていた・・・と。
第三者からの評価を聞いて、爽は夫・一真のことを見て見ぬふりをしてきたのかもしれないと悩む。
ちゃんと話し合おうとしても「疲れた」と取り合ってもらえない・・・
一方通行でみじめな気持ちになる爽だが、それでも一真をランチに誘うが「会議で行けない」と断られてしまい、ついカズの会社に電話をかけてしまう。
そして、会議が嘘だったことが判明し、爽はついにGPSのことを持ち出し一真と大喧嘩になる。
あくまでも「知らない」とシラを切る一真、弾みで一真の腕が爽の目に当ってしまいGPSも壊してしまう。
しかし、GPSを仕掛けた本当の犯人は一真ではなかった・・・
4巻
仕事を終えた爽は、同僚で友人でもある“優希”と焼肉を食べに行くことにした。
「ねえ、不倫ってどう思う?」夫の浮気のこともあって、なんとなく話題にした爽。
優希は以前から「不倫」が大嫌いだったはずなのに、「まわりがどうこう言ったって、当事者の問題なのにうるさい。」と、まるで不倫してる側を庇うような発言をして爽は驚いた。
《まさか・・・》と思い優希にカマをかけてみると、職場の妻子ある男性と交際していると白状する。
「べつに相手の家庭を壊したいわけじゃない。」
自分と付き合うことで、相手の男も後ろめたさから奥さんに優しくするようになったからお互いにウィンウィンだ、と勝手な理論を展開する優希。
爽は「そんなことで正当化できる話じゃないよ」と、優希が犯罪でもしているかのように詰め寄り雰囲気が悪くなる。
自分のことを全否定してくる爽に優希は反論し、「爽、ちょっとうざいよ」とため息をつく。
「賛成なんか求めていないし、とにかく絶対に他人には言わないで」とだけ念を押して去っていっていまった。
爽が自宅へ戻ると、一真が「昨日はほんっとごめん!」と平謝りしてきた。
会社に電話されて詮索されるのが大嫌いだから、ついカッとなったと言い、やましいことは何もしていないから携帯を見てもいいとまで言いだした。
昨日会社にいなかったのも、コンペのために水面下で交渉することがあって会社にも内緒で行動していたからだと丁寧に説明する一真に、爽はもう彼の言葉を信じるしかできなかった・・・
説明する一真は、とても嘘をついているように見えず「片目をつぶればいい」と、爽は一真のすべてを知る必要はないんだ・・・そう自分に言い聞かせた。
翌朝出社すると、会社で騒ぎが起こっていた―――
何者かが「優希の決定的な不倫写真」を撮影してメーリングリストでばら撒けれていた・・・
「あんた、まじ許さないから」優希は爽が犯人だと決めつけ、ものすごい顔で爽を睨みつける。
この事件を友人の若菜に電話で話す爽だが、その会話の中で「“秋山 慶一”を見かけた」と聞いて衝撃を受ける。
その彼は、爽が生まれて初めて本当に好きになった男だった。
5巻
爽の母親は精神病院に入院していて、時折訪ねにいっていた。
爽が子どもの頃に失踪してしまった父に絶望し、精神の均衡を失った母親はその代償のように一人娘である爽を縛り付けていた。
当時、本気で好きだった彼と別れさせるために、「どちらが大事なの!」と迫った母。
爽が大人になった今でも母の中では『子どものまま』で一番幸せだったころの記憶で精神の時を止めていた。
そんな状態の母親の事は一真に内緒にしていた。
爽の留守中に家に瑠衣を連れ込む一真。
そんなふたりには「ルール」があり、『一真は妻とは絶対に離婚しない』『妻がどんな人なのかも教えない』
瑠衣は約束通りに一真を困らせるような要求は何一つしなかった。
《初めて会ったときから、欲しかったから》
雨の中、ずぶ濡れだった自分に手を差し伸べてくれた男性・・・
そして偶然、チートンで出会った爽の夫が『彼』だったこと・・・
仕事の撮影場所が急に変更が必要になり、慌てて予約したイタリアンレストランへ向かう爽。
車の中で同僚から結婚指輪をしてない事を聞かれ、爽は適当に答えたが『結婚指輪をつけていない本当の理由』について考える・・・
『なくしたら困るから・・・』というのは表向きの理由とは別に本当の理由は、高校のときに好きだった『運命の人』にどこかで再会した時のためだった。
そして、向かうレストランで『運命』が訪れる―――
6巻
ずっと忘れられなかった初恋の人、秋山慶一と雑誌の仕事で偶然再会し驚く爽。
「おまえ、老けたな」あまりにも無神経な慶一の一言だったが、そのおかげで爽の緊張は解け久しぶりとは思えないほどに打ち解けて話せた。
しかし、イタリアンの店長になっていた慶一の薬指には『結婚指輪』あった。
平静を保って接していた爽だったが、仕事が終わると動揺を隠し切れなかった。
揺れる心を落ち着かせるため、チートンに直行した爽は早速、瑠衣や店のメンバーに「初恋の元カレに遭遇した」と報告する。
「既婚者なのにときめくなんて・・・」という爽に「結婚したら他の人にときめいちゃいけないなんて法律はない!」と言う瑠衣。
高校時代とまったく変わらなかった、慶一のあの笑顔・・・
今の仕事を頑張れているのも、じつは慶一のおかげなのだった。
慶一にときめいてはいけない・・・と、自制する爽。
自宅へ帰ると、一真が『出会った記念日』のケーキを用意して待っていた。
すっかり忘れていた爽は申し訳ない気持ちになってしまう。
もう少しで、一真を裏切って昔の彼に心が傾きそうになった・・・
仮にお互いに気持ちがあったとしても、既婚者である今、どうにもならない・・・
だから爽はけじめに『指輪』をつけることにした。
そして今後、彼が経営するイタリアンの店の仕事は同僚に任せることにしたのだった。
一真が爽と過ごすことが多くなり、瑠衣は一真に「もうちょっとだけ一緒にいて」と引き止め「わたしのほうが、好き」と、一真を引き留めていた頃・・・
皮肉にも爽一本の電話が―――
「マフラーを店に忘れたから、取りにきなよ」慶一からの誘いだった。
一真が待っているはずの自宅へまっすぐに帰ろうとした爽だが、「おまえ」と呼ぶ慶一の声が懐かしく気持ちを抑えきれなくなってしまう・・・
感想
子どもが欲しいと一真を一心に愛する爽、なにがあっても爽と離婚しないと愛している様で瑠衣と都合いい不倫を繰り返す一真・・・
爽の愚痴を聞き友達としての顔と、その夫・一真と不倫関係でもある瑠衣・・・
そして、元彼に心ゆれてしまう爽・・・
もおぐちゃぐちゃですね。
爽が慶一にゆれてしまうのも分かる気がしますが・・・
この先の展開がまったくよめません。
とても面白いのでぜひご自身の目で
確かめてみてください!
『ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』で検索
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
もしくはこちら
1巻全部無料で読むならココ!
読みたい巻を丸ごと無料で読む方法を探すとネット上にzipやドロップ、nyaaといった形式で違法にアップしているWEBサイトはたくさんありますがリスクがあります。
→漫画をzipやドロップ、nyaa等の場所からDLした際のリスク
自分の読みたい漫画があっても、違法じゃなく安全に読みたいですよね。
そんな時にオススメなのがU-NEXT<ユーネクスト> です。
U-NEXT<ユーネクスト> とは作品数10万本以上という日本最大級の動画サービスサイトでドラマ・映画・アニメなどを視聴できるなのですが、実は電子書籍もあるんです!
しかもファッション誌やビジネス誌・週刊誌などは70誌以上が無料で読み放題だから雑誌は買わなくなりました^^
1ヶ月の無料お試しキャンペーンがありますので、好きな時に漫画を楽しむことができます。
それに登録すると600円分のポイントをもらえるのでそれを使って有料の作品も無料で読めちゃいます♪
1ヶ月無料お試し期間中に退会をすれば、料金は一切かかりませんのでまずはU-NEXT<ユーネクスト> の無料お試しで好きな漫画を読んでみてください^^
すでにU-NEXTに登録済みの方はFOD(フジテレビオンデマンド)がオススメ☆
こちらも初月無料のプレミアムコースに登録すると100円分のポイントがもらえますのでお得に漫画を読めちゃいます。
また、30日間無料で2660ポイントがもらえるmusic.jpもオススメです☆
ポイントはマンガだけでなく、音楽・動画・書籍にも使えます!
まとめ
幸せなはずだった結婚生活―――
その裏には、妻の不満・夫の不倫・親友の裏切り・病気の母親・・・
様々なドロドロな展開を詰め込んだような作品です。
そしてここにきて元彼の登場!
爽はどうなってしまうのか・・・
『ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』で検索
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
もしくはこちら
コメントを残す